「好きこそ物の上手なれ」大切なのは、愛情を持つこと

N・U(編集/ライティング)2015年入社

<担当業務について>
「WOWOWテニスワールド」の編集を担当しており、現在は編集長を務めています。基本的には試合結果や選手情報をメインに発信し、そこから派生したオフコートのネタなど、幅広くテニスにまつわるニュースを読者の方々にお届けするという仕事です。

情報があふれている現代では同じジャンルのメディアがいくつも存在するので、その世界に身を置くにあたって、オリジナリティを持つことを心がけています。素材をどう料理して出すかが重要で、ここは切り取るべきか、今出すタイミングなのか、全貌が分かりやすいように一旦待つべきかなどを常に考えています。メディアとしての立ち位置を固めた上で記事化すると決まったら、見出し、写真、過去の事例を入れるのかなども考慮した上で形にし、最終的に読んでいただいた方々に喜んでもらえるような記事を出せるように目指しています。ある種シェフのような感覚で、「そのジャンルが好きな人の求めているもの」を提供したいと思っています。

仕事をする上で大切なのは、愛情を持つこと。それこそが人間を最終的に動かすもので、「好きこそ物の上手なれ」というのが理想的だと思います。何に対してもやると決まったら、あまり知らなかったり好きでなかったりするものだったとしても、良い所を見つけるようにする。そういう意味で言うと「様々な事に興味を持てる人」に仲間になってほしいですね。自分の中でこれだけは負けないという強みを持っていることも大事なのですが、それだけしか好きじゃないとなると成長に繋がらないので、自分の武器は持ちつつ多くのことへ関心や愛情を持っている人。あとは私のように、本を読んでいるとすぐ誤植に気づくような、重箱の隅をつつくのが好きな人ですかね(笑)そういう人は編集に向いていると思います。

伝えることが仕事ということで、人と交流できる会社は、周りの同僚との会話を通してアウトプットができる場所ですし、インプットも施してくれる場所。私も新しく入った若い世代の人たちや年長の方から日々教わることがあるので、これからも刺激を受けながら自分なりの最適解を見つけ、良い仕事をしていきたいですね。